「電子書籍」は、弊社でも関心が高いお客様が多いです。著者にとっては、多くの人に読んでもらえること、販売できること、ユーザーにとっては、いつでも欲しい信頼性の高い情報を得ることができることがなんといっても魅力です。ここでは、弊社の電子書籍制作サービスについて紹介します。

電子書籍とは?
「電子書籍」とは、人によって定義が違いますが、ここでは単行本や漫画、文庫本などを電子データ化し、それを電子機器のディスプレイ上で、いつでもどこでも読めるようにした書籍のことで、動画や音声も再生可能のものを指します。弊社では、「電子書籍」を制作し、販売するまでをサポートしています。
電子書籍の種類
「電子書籍」の種類は大きく分けて以下の3つになります。
1、EPUBやmobiなどのファイル形式で、ipadやkindleなどの端末やアプリ等で閲覧できるもの
端末によって使用できるファイル形式が異なるため注意が必要です。EPUB形式で使用できる端末が多いですが、kindleでEPUBを開くことができても、ファイルの作り方がamazon用に作成していないと登録ができないケースもあるので注意が必要です。
EPUB Kindle (一部制限あり)、Kobo、iBooks(ipadやiphoneなど)
MOBI Kindle
KPF Kindle
2、ブラウザ上のビューワーで本のように閲覧できるサービス
こちらに関しては、PDFでもいいと思われるかもしれないですが、ブラウザ上でしか閲覧できないのでコピーされないのとアプリのインストールが不要である点が優れています。既に紙で数ページもあるような商品カタログを無料で配布されているケースや数ページもあるような社内報などは有効です。コストカットにもつながりますし、エンドユーザー様にとっては使いやすいというメリットがあります。コンテンツの販売を考えているようでしたら、さらにインターネットショッピング用のプラットフォームが必要になってくるでしょう。
3、ゲームのようなアプリ
ゲームなど、インタラクションを重視したアプリで一部物語が書かれているようなもの。ゲームを作るのとほぼ同じなので費用がかかります。
どんな端末、どんな用途で使用した場合を想定しているのかで、電子書籍の仕様が変わります
EPUB形式にも「リフロー型」「フィックス型」がある
EPUB形式での制作方法も以下があり、使用用途によって使い分けています。
A、リフロー型
テキストがデバイスの画面サイズやフォントサイズに合わせて再配置されます。これにより、読みやすさが向上します。小説など、文字が多いもの向き。図表が多かったり、複雑なレイアウトには向いていません。リフロー型の方が手間がかかる事が多いため、フィックス型に比べ費用が割高になります。
B、フィックス型
ページのレイアウトが固定されており、デバイスや画面サイズに関係なく常に同じレイアウトで表示されます。画像やグラフィック、デザイン性が高いものはこちらがオススメです。漫画や雑誌などはこちらの方が良いでしょう。
小説などの文字が多い場合はリフロー型、画像が多い場合はフィックス型を選びましょう
電子書籍を作る上でしておいた方がいい事
1、販売するのかどうか、販売するとしたらどういう形で販売するのか、値段等まで決める(印刷して販売するのか、また印刷した本を書店でも販売したいかなど)
2、本のイメージが、リフロー型なのか、フィックス型なのかを決める
3、校正、表紙のデザインは外部に任せる。校正を入れることで、致命的なミスを防ぎます。また、とくに表紙のデザインで売れ行きが変わります
4、自分のタイミングでは電子書籍はリリースできません(プラットフォーム次第です)。余裕を持ってスケジュールを見積りましよう
お客様のニーズに合わせてご提案いたします
お客様自身で電子書籍を作成し、販売することができますが、思いのほか作業に苦労される方が多いと思います。制作から販売の実績まである弊社にぜひご相談ください。
1、校正、デザインを発注できる
2、紙の本の発注にも柔軟に対応(POD(オンデマンド印刷)以外の納品に便利)
3、電子書籍の販売で必要な御社独自のISBNコードを取得するためのサポートも可能